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FREITAG AT MILAN DESIGN WEEK 2023

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Media release, April 2023

«ALWAYS BETA. NEVER WASTE.»
FREITAGがミラノデザインウィークに

WE THINK AND ACT IN CYCLES(循環を考え、行動する)が、FREITAGに深く根付く理念です。ミラノで開催される今年のデザインウィークにおいてFREITAGは建築とデザインの新しいセンター、ドロップシティにて展示を行います。二つの将来的なプロジェクトの洞察と新しい循環可能な素材と、この素材が生み出すビジョンを提示します。

FREITAGは、循環経済に代替はないと考えています。今日FREITAGが模索している事の多くは、いかに製品や素材を長くサイクル内に留めておくかということと、どのようにして直線型経済から脱却できるかということです。アップサイクリング、一回限りのリサイクル、修理などすでに実施されている延命対策は、総合的にみるともはや十分ではありません。そこで、チューリッヒのバッグマニュファクトリーは、使用する素材のサイクルを閉じるようさらに努力し、完全に循環可能な組織になることを目指します。  
FREITAGにとって、製品のデザインは、その製品自体だけではなく、素材とそれを生産する人々から始まることを意味します。そしてまた、バッグは購入されて終わりではなく、バッグとしての役目を終えまた新しいものへの出発点となる素材となるまでも意味します。

ミラノでのデザインウィーク2023では、当社の姿勢と歴史をベースとした二つのプロジェクトの展示を展開し、未来型「循環デザイン」への洞察を行います。FREITAG誕生の歴史に加え、双子のコンセプトアーティスト、パトリックとフランク・リクリンと共にいかにバッグデザイナーのサプライチェーンが馬鹿げたものになってしまったかをインスタレーションで物語ります。このアーティスティックな視点     から、FREITAGは現実的に実装されるべく「循環するタープ」を使用し、循環型の未来を見据えています。
FREITAGは異なる産業パートナーと共同で、初めての循環するトラックタープの開発に取り組んでいます。これは、ユニークなFREITAGバッグとして長い第二の人生を過ごした後もまた、最終的にゴミになることなく循環サイクルに戻るというものです。

FREITAGはここで初めて、循環する製品及び素材開発の新しいアプローチの洞察をご紹介します。ストラップやバックル、ファブリック、ジッパーに至るまで、リサイクル可能な単一素材で作られた機能的なバックパック。確かにいくつかの素材はすでにリサイクル可能ですが、そのうち本当に循環の輪に戻れるものはほんの一部である、というのは基本にある考えです。FREITAGは、製品がリサイクル可能な単一素材から作られている場合、このジレンマをより簡単に解消し、時間のかかる分解を必要とせずに、ライフサイクルの終わりにサイクルに完全に戻すことができると信じています。 

2023年4月15日から23日まで、FREITAGはDropcityのTunnel58において、インスタレーション ”Always Beta. Never Waste.”を発表します。ミラノ中央駅の一部であり、100年前の建築物”Magazzini Raccordati”にて、循環する製品の素材とシステム構築の課題への洞察を展開するのです。

営業時間 
10時‐18時 

日付 
2023年4月15日から23日

住所     
Dropcity 
Tunnel 58
Via Sammartini 58
20125 ミラノ

Tunnel 58のFREITAG展示ブース
 
FREITAG
1993年以来FREITAGは、役目を終えたトラックタープに、機能的なバッグやアクセサリーとしてのセカンドライフをプレゼントしています。すべてリサイクル素材でできた一点物。2003年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のデザインコレクションにモデル F13 TOP CATが加わりました。チューリッヒのエルリコンに本社をおく当社はいまだフライターグ兄弟の所有であり、今日250名の従業員が従事しています。その他にも世界中に29のFREITAGストアがあり、ミラノにもその一つがあります。 www.freitag.ch 

Dropcity
ドロップシティは、ミラノの建築とデザインの新しいセンターです。中央駅の Magazzini Raccordati のプロジェクトは、2018年建築家アンドレア・カプートの構想であり、人々が出会い、建築、デザイン、現代都市について議論できる場所作りを目的としています。Dropcityはこれまでヨーロッパには前例がない都市型モデルを形成し、28個のトンネルが広がります。展示ギャラリー、制作ワークショップ、素材ライブラリー、建築とデザインのテーマに焦点を当てた研究エリアがあります。 www.dropcity.org