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FREITAG STORE
TOKYO SHIBUYA

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FREITAG STORE 渋谷店、リニューアルオープン:2つの通りをつなぐトンネルのような店舗が再始動

明治通りとキャットストリートそれぞれに面しており、まさに渋谷の中心に位置しています。渋谷の2つの通りをつなぐトンネルのような造りのショップをリニューアルし、東京の人の流れの多さに対応したFREITAGのショップとなりました。特に注目すべきは、優れた耐久性、広々とした空間、そして多目的に利用可能な設計です。

Tokyo, March 22, 2024 – FREITAGと日本-それは長い年月を経た友情の物語です。使用済みトラックタープから作られた一点物のアイテムは、モノ作りの伝統を重んじる日本で、1996年から販売されています。チューリッヒのバッグメーカーによるアジア2号店は、東京・渋谷の中心部に位置しています。そして、このショップは決してありふれたものではありません。このショップは、キャットストリートと明治通りをつなぐ細長いトンネルをイメージした店舗です。

世界30カ所にあるFREITAG店舗の中で、この「トンネル」は最も利用客の多い店舗のひとつでした。しかし使い古された床は朽ちて、照明設備はもはや不十分なものになっていました。また、日本でのバッグ修理を一手に担うステーションであるため、さらに広いスペースを必要としていました。そのため、その解決策を見つけなければなりませんでした。

この改装は、FREITAGが自社の店舗に適用しているデザインの原則に沿っています。機能性と耐久性が最優先され、不必要なものはすべて省かれました。この改装により、修理のためのスペースが広くなり、FREITAGのユニークな製品をより多くの人に知ってもらえる空間も増えました。このアイデアは、活気があり、多くの人が行き交い、機能的なスペースが重要視される倉庫や物流センターなどからインスピレーションを得ています。今回のリニューアルは、今まで日本におけるFREITAGの店舗プロジェクト全てに参加してきた、東京のトラフ建築設計事務所との共同作業によって行われました。

店舗の核となるのは、80%がリサイクル材料でできており、将来的に再リサイクル可能な、頑丈な床パネルによる「道」です。一般的には倉庫で使用されるこれらのパネルは、従来の床材よりもはるかに安定性と耐久性に優れ、店内の多くの人の往来に対応できます。素晴らしい偶然ですが、この「道」の青は、日本の自転車道を想起させます。

もうひとつのコンセプトは「互換性を考慮したデザイン」です。すべての棚にはキャスターが取り付けられており、特別なイベントや新しいニーズに合わせて移動させることができる、独自に開発されたモジュール式システムが導入されました。FREITAGの3人のバッグドクターは、拡張された修理ステーションで修理作業することになります。

2024年3月のリニューアルオープンに向けて、FREITAGはデザインスタジオGelchopと協力しています。棚やランプなど廃棄された店舗家具から、遊び心のあふれる、驚くべきアップサイクル作品が生み出されます。これらの限定作品は、リニューアルオープンの週末を通し展示されます。


ビジョンとコンセプト:FREITAG lab. ag
ストアデザイン:FREITAG lab. ag /トラフ建築設計事務所
施工: クリキンディ株式会社、東京
店舗撮影: Daici Ano(東京)
DIYデザイングループ:Gelchop、埼玉